悪質ファクタリング業者に注意!
重要性が高まるファクタリングですが、利用するために気を付けるべきことがあります。それは、悪質ファクタリング業者に騙されないことです。
残念ながら、ファクタリング会社のなかには、まだ悪質ファクタリング業者が混在しています。ファクタリング業界は歴史も浅く、「業歴の長い」・「知名度の高い」ファクタリング会社は、ほとんどいません。そのため、「ばれにくい」のを良いことに悪質ファクタリング業者が隠れやすい状況となっています。
悪質ファクタリング業者には以下のような特徴があります。
高すぎるファクタリング手数料を要求
諸費用などの名目で先に費用を受け取って逃げる
ファクタリング手数料を低く見せかけて、費用を過剰に請求
悪質ファクタリング業者に騙されていては、個人事業主や中小企業経営者が、安定して経営することが出来なくなります。ファクタリングを利用するためには、悪質な業者に騙されず、優良なファクタリング業者を選別して利用することが大切です。
騙されないために必要なこと
悪質ファクタリング業者に騙されるなと言うのは簡単ですが、実際に何をすれば良いのでしょうか?優良なファクタリング会社と、悪質な業者を見分けるためには、以下のような対応が効果的です。
▼事前調査を徹底的に行う
最も大切なことは、利用するファクタリング会社を事前にしっかりと調査することです。
これまで、銀行融資を受けるために、銀行のことを調査するという意識は無かったかもしれません。銀行は多少の差はあっても、ほぼ全て、安心・安全に利用できる大手優良企業です。銀行が、法律違反して、借入人を騙そうとする機会はほとんどありません。
一方、ファクタリング会社は違います。ファクタリング会社のなかには、まだまだ利用者を騙そうとする悪質業者が多数存在します。悪質業者に騙されないためには、事前に利用するファクタリング会社をしっかりと調べること重要です。安全に利用できることを確認したうえで、ファクタリング会社を選ぶ必要があります。
(後ほど、ファクタリング会社選びで重要な口コミ・評判をご説明します)
▼ファクタリング契約書を確認
最低限、ファクタリング契約書はしっかりと確認しましょう。悪質ファクタリング業者の場合、契約内容に利用者が不利となる条項を追加していることがあります。そのうえ、ファクタリング利用者に事前に契約書を見せなかったり、口頭で説明したファクタリング条件と、契約内容に記載された条件が異なるということもあります。
ファクタリング契約前には、契約書の内容をしっかりと確認するようにしましょう。
複数の会社で条件を比較
事業を行われている方であれば、仕入先などの決定において、相見積もりを行われたこともあるでしょう。相見積もりとは、複数の業者から条件提示を受け、各社の条件などを比較したうえで、最終的に利用する相手を、条件の良さから決定する取引方法です。
ファクタリングを利用する際にも、極力、相見積もりを行なうことが大切です。ファクタリングの相見積もりには以下のような効果があります。
①最適な条件を見つけることができる
②予備候補先があることで条件交渉が行いやすくなる(精神的な余裕も生まれる)
③悪質な業者がいた時に、条件比較によって気付きやすくなる
④審査に落ちることがあっても慌てなくて良くなる
ファクタリングを利用する際には、最低でも2~3社のファクタリング会社を並行して相談するのが理想です。ファクタリング会社1社のみに限定して相談するのは避けたいところです。